2022/10/01
ワールドメイトは、れいわや山本太郎氏と関係ない
日本母親連盟が「ワールドメイトが山本太郎氏へ寄付」とデマをツイート
ワールドメイトが、れいわ新選組や山本太郎氏に2000万円寄付している、というデマが時折飛び交っています。ワールドメイトは、超党派ではありますが、神道ですから基本的に保守系です。れいわ新選組や山本太郎氏はかなりリベラルですよね。これは、2009年に、日本母親連盟の三重県支部の後藤新太郎氏が「ワールドメイトが山本太郎氏に2000万円寄付」とツイートしたのが、発端で広まったデマです。
以下が、その全文です。
”事実だけお伝えしますね。 安倍晋三首相とワールドメイト代表、深見東州(本名:半田晴久) ワールドメイトは、山本太郎に20,000,000円の寄付してるね。 総務省HPより”(後藤新太郎氏のTwitterより)
事実だけお伝えしますね。安倍晋三首相とワールドメイト代表、深見東州(本名:半田晴久)ワールドメイトは、山本太郎に20,000,000円の寄付してるね。総務省HPより pic.twitter.com/xsQ0tBtMEN— 後藤 新太郎 (@grilabo) 2019年5月18日
山本太郎氏は、日本母親連盟主催の講演会で講演するなど、近い関係にあるため、山本太郎氏が安倍元首相とワールドメイトから寄付をもらった、という内容は、驚くほど迅速に、世間に浸透していきました。
しかし、総務省HPには、安倍晋三元首相とワールドメイトが代表が、山本太郎氏に寄付をした形跡はどこにも存在しません。2013年に、ワールドメイトから「生活の党と山本太郎のなかまたち」の政党へ2000万円の寄付があったのは収支報告書で確認ができます。これは、山本太郎氏個人への寄付とはいえません。ましてや、山本太郎氏が「生活の党と山本太郎となかまたち」から2000万円を持ち逃げでもして、れいわ新選組へ寄付でもしない限り、れいわへの寄付とはなりません。
ワールドメイトと小沢一郎氏
ワールドメイトから、2013年に「生活の党と山本太郎のなかまたち」へ2000万円の寄付があったことについては、おそらく、小沢一郎氏が、国策捜査で有罪となり、石川知裕氏が逮捕され衆議院議員を辞職したり、秘書が逮捕されたりなどの、陸山会事件と関係があるのだろうと思います。ワールドメイトも、同じく、国策捜査の犠牲者であり、それが国家権力を背景にもつ国策捜査である限り甚大な被害を避ける方法はないのです。
国会議員が突然辞職する、ということは、収入が絶たれるということであり、それが理不尽な理由であればとくに、悲劇以外のなにものでもありません。あの当時、逮捕されたり有罪となったりして、離れていった人も多かったことでしょう。しかし、深見東州先生は、そのような、世間一般の基準、週刊誌的な基準で人を判断されることはありません。人の善悪、良い人悪い人、好き嫌いを超越した価値観をお持ちなのです。
逆境を乗り越えた、試練を乗り越えたというのは、それはそれとして尊いものであり、その御霊の輝きを尊ぶのが神道の考え方です。ワールドメイトに小沢一郎氏が来ることもなく、小沢一郎氏の政治信条を支持するとか選挙応援をするとかいうではありません。あれだけの規模の裁判ですし、秘書のみならず所属議員までが理不尽な理由で逮捕されたのですから、人的被害はさることながら、金銭的被害も甚大であったことでしょう。そうした時期であったため、逆境を乗り越え、試練を乗り越えたという点を尊び、エールを送ったというのが、2013年の「生活の党の山本太郎氏のなかまたち」への2000万円の寄付であると考えています。ワールドメイトは超党派であり、保守系ではありますが、与野党がある程度均衡していないと、与党の権力が暴走してしまいます。ですから、あまりにも野党が弱いというのも問題といえます。
深見先生は政治家であろうが著名人であろうがワールドメイトの会員であろうが、等しく親しくされる方
ちなみに、深見先生は、国策捜査でやられた鈴木宗男氏や佐藤優氏とも交流をお持ちです。勾留中の鈴木宗男氏に、ヴィクトール・フランクル著『夜と霧』を差し入れされて、励まされたそうです。だからといって、ワールドメイトに鈴木宗男氏や政治家がやってくることはなく、選挙応援をすることもありません。そういうことではなく、理不尽な理由で有罪とされてしまっても、逆境を乗り越え、試練と受け取って乗り越えてね、というエールなのだと思います。
深見東州先生は、そういう人的交流を多くの著名人とされています。日本の政治家のみならず、外国人の政治家や元首相とも交流をお持ちです。そして、政治家以上に、ミュージシャン、オペラ歌手や能楽師、大学教授や学者、オリンピックの選手やプロゴルファー等のスポーツ選手など、多くの著名人と交流をお持ちです。それは、なにか、個人的なメリットになるからとかいう意味はなく、慈善活動を推進するなかで知り合いとなった人だったりします。深見先生が、様々な著名人と人的交流はあり、親しくされていますが、それは、その人の政治信条や学術的信条を支持するとかいうことを意味しません。ただの人的交流であり、友好的に親しくされている、ということにすぎません。よく、政治家の方や著名人が深見東州先生のバースデー個展などにも来られてお祝いを述べられていますが、与野党さまざまな党の政治家が来られたりします。それぞれの立場から保守的な発言をされたり、リベラルな発言をされたりしますけれども、深見先生は黙って聞いておられて、とくに、どなたかの発言を支持されたりはせず、超党派で親しくされているにすぎません。
そして、ワールドメイトが価値をおくのは、「現実を生き貫く精神や魂の、輝きに価値を見出す」という、神ながらの大和魂です。逆境を乗り越えるという魂の輝きや精神性を尊ぶということであり、日々、深見先生から学んでいることです。
ワールドメイトはとくに、政治家のみに支援している会員をないがしろにしているとかいうこともまったくありません。支部で集って、ケーキパーティやすき焼きパーティなどを開催することがあったり、毎月お祭りを開き、直会の食事会の経費もワールドメイトから出してもらえます。ワールドメイトの支部で、お祈りしたり、神様ごとをするためにも、支部のお家賃や光熱費もかかりますが、それらもワールドメイトの負担で出してくれます。支部には、ボランティアが集うだけで、ワールドメイトのスタッフさんはいませんが、会員が快適に宗教活動ができるように、最大限の環境を整えてくれるのです。深見先生は、料理の腕も一級であり、深見先生が鉄板でお作りになったチャーハンや肉などを、神事の直会で全会員が、いただいたこともあります。また、ケーキを一人3個ずついただいて、お祝いをいただいたこともあります。深見先生は、その場その場で縁がある目の前にいる人、全員に、励ましエールを送ってくれる、という方です。それが、ワールドメイトの会員であっても、政治家であっても、音楽家であっても、職業や身分等で区別したりはなさりません。
ワールドメイトは、良い人が多いですが、良い人悪い人とかいう価値観で人を選別したりはしません。宗教というのは、100%の善を目指すものですが、人間のやることですから、100%の善を為すというのは不可能です。とくに、政治というのは、100%の善を為すのが不可能な分野であるといえます。ある法律が国内の大部分の人の利益になるとしても、全員がその利益を享受するというのは不可能です。ですから、宗教のドグマを政治に持ち込もうとかいうことは、ワールドメイトではありません。古来天皇制は、祭政一致であり、神道は政治と結びつきはありますが、しかし、宗教のドグマを政治に持ち込むという意味ではなく、祭祀を通じ、人々に繁栄をもたらすというのがその主旨です。職業聖職者が直接政治を統治する、神権政治とは異なります。聖と俗を区別して共存するというのが、古くからの神道の考え方となります。ですから、深見先生が宗教家でもあり、企業家でもあり、芸術家でもあり、カンボジア大学の国際政治の教授でもあることになんの矛盾もありません。政治信条を支持するとか関係なく、宗教家と政治家に交流があるということにも、なんの矛盾もないのです。
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