2022/10/11
ワールドメイトは「国民皆信仰」〜どこの宗教であっても、無神論よりはいい〜
旧統一教会と国会議員、地方議員との関係についてのワールドメイトの見解
FLASH(光文社)の質問に対する、ワールドメイトの回答
・質問2
「貴団体は、旧統一教会と国会議員や地方議員との関係について、どういった見解を持っていらっしゃるでしょうか」
・回答2
当法人は、旧統一教会について、専門家ほど詳しくは知りません。多くの元信者だった会員から、色々と聞いて知るのみです。ですので、今までの30年来の知識と、報道等で見知ってることに基づき、お答えします。
まず、見聞する限りですが、旧統一教会が違法に政治に関わったという話は、聞こえてきません。聞こえてくるのは、旧統一教会と親しくしてた、政治家達の話ばかりです。
もし、これが問題だとすれば、比較にならないほど大きな問題が、日本にはあります。それは、創価学会と公明党との関わりです。創価学会や公明党を敵視したり、敵対はしてませんが、議論として言える事があります。
言わずと知れた、日本最大の宗教法人である創価学会は、選挙のたびに信者と金を動員し、公明党を応援しています。また、自民党と公明党との選挙協力の時は、公明党と自民党の国会議員・地方議員は、ほぼすべてが、創価学会とその信者達の選挙活動の、恩恵に浴しています。
もし、宗教と政治の関わりが、大きく問題であるのなら、誰がどう考えても、こちらの方が遥かに大きな問題です。与党のほぼ全議員が、ある特定の宗教と、信者の選挙協力の恩恵を受けてるのですから。
これは、昨今出てきた問題ではありません。与党になる前の、公明党の結党以来、ずっと議論されてることです。しかし、こうした関わりが、政教分離の憲法違反や、違法とされ、解党を命じられた話は、一度も聞きません。民主党政権の時でさえ、攻撃する議員はあっても、公明党は存在し続け、憲法違反だとして解党を命じられてはいません。それは、一つには憲法で保証された、「表現と結社の自由」があるためです。これも、忘れてはならないポイントです。
創価学会については、旧統一教会とは比べ物にならないぐらい、個人、家庭、仕事、社会における問題があり、長い間叩かれて来たのです。フランスでは、創価学会は、完璧に「カルト」だと認識されて来ました。献金にしても、ケタ違いに大きいのです。入信の勧誘も、「折伏(しゃくぶく)」と言い、極めて苛烈です。しかし、創価学会が立派なのは、そういう過去の問題視された部分を、1つ1つ改善し、政権与党を支える宗教団体として、社会問題を起こさない努力をしてる所です。その努力の結果、現在ではフランスでの「セクト」リストからは外れています。この努力と改善の足跡は、尊いものと考えます。
ちなみに、我々は創価学会に対しては、敵対するものでも、敵視するものでもありません。それは、後述する「国民皆信仰」の考え方によります。すなわち、800万世帯の人々が、創価学会に居る事で幸せなら、それでいいじゃないか。無信仰の人生より、余程素晴らしいと考えます。他宗教に対しては、いつもこのスタンスでいます。
ところで、政教分離について語るには、まず比較にならないほど大きな、創価学会と公明党、創価学会と自民党との問題を、どう考えるのか。そこを、最初に正面切って論ずべきと考えます。旧統一教会と政治の関わりを、延々と取り上げるテレビを見て、「そんなに言うなら、じゃあ公明党や創価学会はどうなんだ。なぜ同じか、それ以上の頻度で取り上げないんだ。創価学会に、何を忖度してるんだ」と、メディアに対して、その偏向ぶりに不信感を抱きます。同じように思う、視聴者も多いのではと思います。
ちなみに、政教分離については、「津地鎮祭訴訟」や「箕面忠魂碑訴訟」など、最高裁の判決がいくつも出されてます。「自治体が行なった地鎮祭や、忠魂碑建立などは、憲法の政教分離に反するのではないか」、という訴訟でした。
結果として、最高裁は「合憲」と判断しました。これらは、儀礼や社会習慣と見るべきであり、神道や神社信仰を広めたり、強要するものではないと、判断したからです。そして、最高裁の考え方は、「政治と宗教の関わりは、過度なら違憲、過度でなければ合憲」という判断であります。これは、米国最高裁の有名な「Lemon判決」でも同じでした。つまり、政教分離に当たるかどうかは、過度か否かの、「程度の問題」なのです。
つまり、最高裁判決の観点から言えば、旧統一教会と政治の関わりが、仮に「過度であり、問題だ」というのなら、それ以上に結びつく創価学会と公明党、創価学会と自民党は、もっと問題になります。
逆に、創価学会と公明党、創価学会と自民党の問題を、過度とも、問題とも言わなかった人々。あるいは、通り一遍の批判はしても、本気で問題視してこなかった人々。その人々が、テレビに出て、「旧統一教会と政治の関わり」を問題視する姿には、大変大きな違和感を感じます。「あなた達は、最高裁が下した判例や、最高裁が判断する、憲法の政教分離の定義、また問題となる基準は、どこにあるのかも知らず、よくテレビで堂々と発言するなあ」という、違和感です。つまり、「そもそも全く勉強不足なのに、テレビで多くの国民に、歪んだ勝手な解釈を押しつけてる」という、義憤です。
安倍元首相の事件は、確かに大きな衝撃であり、悲劇でした。しかし、そこから、「旧統一教会と政治の関わりが問題だ」と言い出した人やメディアには、「議論に大きな偏りがあり、論理に歪んだ飛躍がある」と言わざるを得ません。本当に、テレビや雑誌のメディアたちは、宗教に関する知識がなさ過ぎです。
週刊報道サイトより引用
政治と宗教を語るマスコミの偏向報道
テレビや新聞で「政治と宗教」を語っている人が、「旧統一教会と政治の関わり」を問題視する一方、創価学会と公明党、創価学会と自民党については、なにも述べない姿勢に、大きな違和感を感じる、というのは、ごく一般の日本人の感想と言えるでしょう。
政教分離原則の観点から、自民党と旧統一教会との関わりが過度であり、問題だというのであれば、創価学会の理念を実現するために活動していると山口代表が公言している、公明党との関わりは、過度ではないのか?そして、旧統一教会による選挙応援以上に、創価学会の選挙支援は過酷であるとも言われます。なぜ、旧統一教会だけがダメで、創価学会はまったく問題がない、と言えるのかを論理明快に説明しているテレビや新聞は見たことがありません。
創価学会がOKである一方、旧統一教会と政治との関わりだけは問題であるという、偏向報道にはうんざりです。自分が勉強不足であることを棚に上げ、勝手な解釈、勝手な言い分ばかりです。旧統一教会に消費者問題が発生しているのであれば、それを解決すべきですし、違法行為があれば、それを追求するのはわかります。しかし、延々、それだけをテレビで流すのは、そろそろやめる時期ではないでしょうか?ウクライナとロシア情勢、中国の動向、日本の低迷した経済情勢など、もっと報道スべき問題があるはずです。岸田政権が、今、どのような政策を行っているのかというような、国政に関する報道が少なすぎます。
ワールドメイトは「国民皆信仰」にのっとり、無宗教よりはいいという考え
ワールドメイトは、政治に関与がありませんし、選挙応援はまったくしませんので、創価学会や旧統一教会とは全く異なります。しかし、創価学会や旧統一教会と敵対する関係というわけではありません。庭野日敬さんが唱えた「国民皆信仰」に賛同する立場であり、どんな宗教団体に所属していても、無宗教よりはいいし、幸せであればいいという考えです。
無宗教のまま、孤独になり、10代で自殺してしまうよりは、どんな宗教でもいいから悩みを相談できる仲間もいて、元気に生きているほうが、よほど素晴らしい人生であると言えます。
昨今の行き過ぎた議論により、宗教を悪であるとでもいうような風潮を作り出すのは、日本国民にとってマイナスでしかありません。日本の若年層が自殺率ナンバーワンであるのは、日本人が宗教を悪だと思い込み、孤独になっても心の拠り所がないから、という事情も関係あるでしょう。
どこでもいいので、宗教にはいればお仲間ができますし、自殺は良くないと教えられます。自殺を肯定する宗教があるとすれば、それこそ、反社会性があることになりますが、過去にそのような宗教は、ほんの数えるほどしかありません。ワールドメイトは、とくに善良な人が多く、強制やノルマもない、自由な宗風です。そして、とてつもなく面白いです。よくわからないけれども、宗教に興味があるという方には、ワールドメイトはおすすめできます。深見東州先生についても、やはり、人間として素晴らしい方であり、学ぶところ大です。神様が身近に感じられるようになると、自分の存在に意味がある、と思えるようになります。自分なんて…というような卑屈な人は、みるみる積極的に変わっていくことでしょう。ほとんどみんな、ワールドメイトに入会すると、顔がピカピカして、若返ります。ワールドメイトの女性陣は、みなさん、年齢不詳です。
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